昔々あるところに、猿と狐とうさぎがいました。3匹はいつも楽しそうに仲良く暮らしていました。3匹が言いました。「困っている人がいたら、助けようね!」3匹たちは、困っている人を助けて善い行いをしようと思っていました。ある時、3匹の前に老人が現れました。老人は
うさぎ物語
月うさぎ ~その後~
……月の国。うさぎが汗水たらしてお餅をついている。せっせとせっせとお餅をついている。 バシーーーーッ!!!!突然、鞭がうさぎの足元に炸裂する!「ぎゃーーー!!」うさぎに鞭を振るった、絶世の美女が囃し立てる!「おらおら!さっさと餅をついて配るんだよ!!」「
うさぎ物語1(月うさぎ~その後~)
「おーーー、ほっほっほっほ!」かぐや姫の甲高い笑い声が響きます。遡ること1年前、このお話は、うさぎが月にやってきた時から始まります。帝釈天の好意で月の世界へやって来たうさぎは、早速、帝釈天が言っていた慈悲の心でお餅をつこうと考えました。しかし、地球からや
うさぎ物語2
月の世界は、見るもの聞くこと、すべてが新鮮な世界でした。まず初めに、月本語学校の入学式です。厳かな雰囲気の入学式に参加しました。そこには、地球から来た様々な留学生たちが参列していました。うさぎが所属するクラスは、進学会話コースの初級Aクラスでした。そこでう
うさぎ物語3
月本語学校に入学して、3ヶ月が経ちました。しかし、うさぎの月本語能力は、カーンジの書き取りと文法ばかりできるようになり、肝心のコミュニケーションの能力は一向にあがりません。けど、それは自分の頭が悪いからだと信じ、ひたすら先生の授業を受けました。毎日毎日、