今年もあと残すところわずかとなりました。
本当に色々あった1年でしたね。
緊急事態宣言から始まり、半ば『鎖国』状態の日本社会、というより日本語学校。
学生が来日できず、授業もリモート…。
そんな状況でも、そろそろどちらさんも冬休みに入るかと思います。
来年は、本当に良い年になりますように!
ルネサンスの時代、モロッコのセウタ征服によって大航海時代が始まりました。
航海王エンリケの執念で、それまで世界の果てとして信じられていたボジャドール岬を超え、アフリカ西海岸にたどり着くと共に、かの奴隷貿易が始まりました。
奴隷貿易は、300年の間に1200万人のアフリカ人奴隷が新大陸に運ばれたそうです。
その奴隷貿易、学校の教科書や資料集で見たことがあると思います。
ここまでして奴隷を運びたがるのは、それは儲かるからに他なりません。
時代によって相場は変わりますが、一度の運搬で、今の日本円にして約4億円、儲かったんだそうです。
もちろん、奴隷貿易だけでなく、アフリカの西海岸からアフリカ人奴隷を運び、空になった船で砂糖だの綿花だの新大陸でとれた品物をヨーロッパに運び、またそこで空になった船でヨーロッパから武器をアフリカへ運んで奴隷狩りの道具として売る…。
いわゆる大西洋三角貿易なんて習ったことがあると思います。
1度の運搬で約4億円も儲かる!
強欲な連中が船に詰め込んで奴隷を運ぶ、その奴隷船を襲撃した海賊たちもいたそうです。
ディズニーがつくった映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の主人公ジャック・スパローも、原作か何かでは、イギリス東インド会社の奴隷貿易船を襲撃し、その奴隷たちを解放し、イギリス船に追われるようになったとか何とか…。奴隷たちには感謝されるでしょうが、東インド会社からすればたまったもんじゃないんでしょうね。
人命より、儲けが無くなるわけですから!
留学生30万人計画の留学ブームに乗っかり、まともに日本語教師の数も確保できないにもかかわらず軽々しく増員申請をし、ネパール、ベトナム、ミャンマーあたりから大量に偽装留学生を『輸入』し、ぼろ儲けした日本語学校がたくさんあったでしょう。
偽装留学生1人あたり、学費等で 7~800,000円、一度に200人も『輸入』すれば、それだけで1億4~6000万円の儲け!
しかも、莫大な借金をして、また、ほぼ騙されて来日したような偽装留学生たちであれば、正に『現代の奴隷貿易』!
留学生30万人計画を無理やり達成させようとして大量に輸入された偽装留学生たち。
入管の締め付けがあったとはいえ、未だに在留している偽装留学生は大勢いることでしょう。
このコロナ禍で、借金を返さなければならないのに働けない。
帰国したくても帰国できない。
自殺者まで出て初めて帰国準備期間の就労を認めるお役所仕事。
『現代の奴隷』たちの末路は悲惨そのものでした。
「所詮、日本語学校は学習塾やお稽古事と同じ」なんて開き直っているんでしょうか!?
このような理不尽、まともな人間なら許せるはずありません!
大真面目に日本語教育を考えている日本語教師、大真面目に堅気の経営をしている日本語学校からすれば、大迷惑です!!
そんな闇に戦いを挑む(東京湾の)海賊、うさぎ団!
来年、暴れまくります!!
どうぞ、よいお年をお迎えください。
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