この年度代わりに何かしらの動きがあるとみているのですが、どうなんでしょうか。
法務省が『東京福祉大学』の不祥事を口実に、留学生締め付けを始めています。
その中で一番大きな動きが↓これでしょう。
よく読めば分かりますが、ヘボ日本語学校が日本語能力が足りない留学生をビザ延長目的で送り込んできた大学院研究生やら専門学校やらも締め付けの対象となっていて、どの程度、締め付けを行うかが(ミミ―の)焦点となっています。
このPDFにもあるように、もともと大学院研究生も専門学校も、日本語能力試験のN2相当の日本語力をもって入学し、そこで専門課程を学ぶのが教育としての常識ですが、N2どころかN3すら取れない外国人を入学させてどうしようというのでしょうか?
明らかに、少子化で日本人学生が集まらず、外国人留学生を不正入学(N2相当でないにもかかわらず)させて食いつないでいる、或いは、金儲けしている現状に対し、どの程度、メスが入るかによって、ヘボ日本語学校の運命も決まります。
法務省告示校にお勤めの日本語教師の皆さんに聞きたい。
冷静に考えて、今の学生たちにN2を取らせることが出来ますか?
大学院研究生や専門学校に送り込んだ留学生が、N2相当の日本語力を持っていると思いますか?
ここで法務省が思い切った締め付けを行えば、当然、留学生たちは特定技能へと流れていくでしょう。
何せ、特定技能では、法務省告示校・抹消基準に掲げている最低ボーダー、CEFR-A2で行けちゃいますから。
あ、技能試験がある?
技能試験、よく調べてください。
これが技能の試験なの?というレベルですよ(笑)。
ここまで見てくると、特定技能は、明らかに留学生たちを不法就労させている日本語学校の救済措置と言ったところでしょう。
もう30年ですかぁ…(しみじみ)。
コメント