ご存じのとおり、関東圏では、外国人留学生の来日が厳しくなり、軒並み日本語学校では学生募集が上手くいかず学生数を減らしています。中には、早々に閉校を決めたところもあるようで、その激減のピークが、今度の2月に発表される2020年度4月生の在留資格申請の交付率でしょう。どこも、申請は出したものの壊滅だ、って感じになるんじゃないでしょうか。
 まぁ、自業自得と言えばそれまでですが、まともな老舗などは昔からの流れで中国・韓国からの留学生を確保していて、こちらの方の交付率は普通どおりで、主に、偽装留学生の巣窟となっている国籍が軒並み壊滅と言ったところです。

 さて、こんな交付率なんぞをどうこうする前に、あなたのいる学校、どんな学校ですか?
 およそ770校を超え、大学よりも数が多くなった日本語学校ですが、その学校その学校、どんな特色があるんでしょうか?留学生たちは何をもってあなたの学校へ入学しようとするのでしょうか?
 日本語能力試験の合格率?
 はい。
 今の流れでは、恐らく専門学校の類へ進学する際、入管は(在留資格の)期間更新の条件にN2を出してくる可能性もあるでしょう。って、ちゃんと言ってますから、検討してるって。なら、今まで専門学校へ押し込んできたあなたの日本語学校の留学生たち、N2を取れますか?
 いや、それ以前に、何を目安にあなたの日本語学校に来るんですか?
 …って、大抵は仲介が配分するって感じでしょうが、そもそもそこからして異常な業界です。
 神罰が下っても仕方ないというところでしょう。

 けど、我々うさぎ団は、理想の、特色ある日本語学校を目指しています。
 そこで、その特色になるかどうかわかりませんが、特色ある『活動』についてアップしていきたいと思います、ってだいぶ前から書いていましたが、いよいよ始めます!
 まず一回目は、ありきたりですが……。



◆フィールドワーク 『身近な地域を探索しよう!』

①学校周辺の地図を配布。
 →日本の地図の見方を体験
 →事前に教師が用意した写真(珍しい建物や場所)を黒板に貼って見せ、それが地図上のどこにあるのかを推理させる。
 →災害時の避難場所を確認させる。

②外へ出て、実際に確認する。
 →命に関わる日本語の交通標識を確認する。
 →交通標識(記号系)を見せ、ルールを教える。
 →ゴミのマナーについて、現場で教える。

ポイント
 災害時避難場所は当然のことながら、公機関の場所も確認できるとよい。
 もちろん、日本語のコーラスは必須!!

 等々…。
 ウチの学校では、通訳・世話役の外国人職員が一緒について回ります。




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