同じ日本語学校で働く職員でも、日本語教師は誰にでもなれる職員じゃないんです。
また、養成講座の終了証を持っているだけで日本語教えられるなんてこともないんです。
養成講座終了後3年は現場で修業しないと一人前にはなれないと言われていましたが、前回の留学ブームでその常識が崩れ、日本語教育の質の低下が起こりました。
正直いうと迷惑です。
はっきり言って、その手の日本語狂師の方にはうんざりです!
ちゃんとスキルを評価し、まともな日本語教師にだけ国家資格を与えてほしいものです。

以前いた日本語学校は潰れました。
コロナショックでリストラしなければならなくなり、リストラした結果、優秀な(まともな日本語教育のスキルを持った)職員は自分から辞めたり在職年数が浅いというだけで解雇されたりして去っていきました。
残ったのは養成講座で訓練するような日本語教育などしたことがない校長と、在職年数だけが長くダイレクトメソッドで初級を教えることすらできないような教務主任、名義貸しインチキで日本語教員として入管に登録してた日本語教育のスキルなど全くないのに勘違いして日本語を教えていた事務職員でした。
正に、惨めを絵に描いたような状況で、笑うしかありません(苦笑)。
学生が可哀想、とかいう以前に、このような人たちが残ったことに、心の底から憐れみを感じました。
本人たちだって、さぞ迷惑だったことでしょう。
まぁ、オーナーがM&Aを決断した時は正直「遅すぎる!」って感想でしたが、酷すぎますよ。
残った職員の方も別に好きでそうなったわけじゃないんです。

日本語教育について何も知らない人間が金儲けに走って出鱈目なことをした日本語学校の例としては、かなりこれに近い学校もあったことと思います。

『法務省告示校の職員は、法務省の告示基準を満たす日本語教師だから、自動的に国家資格を与えるべき』なんて意見が出た時は、この職業の異常さを感じました。
だって、前述のような人たちにも国家資格を与えるの?
これって、日本国に対する完全な侮辱ですよ(怒)!!
また、名義貸しが普通の業界ですから、名義だけ入管に報告し、実際に勤めていない日本語教師が大勢いるわけで、そんな連中にも国家資格を与えるのか?って話です。

で、入管は、そんなこと全部知ってるんです!
日本語学校の異常ぶりを全部知ってるんです!!

もし、今やってる文科省の認定制度が骨抜きにされたり、出鱈目だったりしたら、入管は実力行使すればいいだけでしょう。
実力行使。
それは、法務省告示校(日本語学校)を卒業して大学・専門学校に進学するための在留資格の期間更新の際、これまで求めてこなかった『日本語能力試験N2相当』の外部試験による証明の提出を義務化すればいいのです。
大学・専門学校へ進学して留学生活を送るための在留資格が欲しければ、ちゃんと日本語能力を証明する外部試験の証明書を出してください、といえばいいだけです。
そうなれば、出鱈目な学校、日本語教師は自然と排除されることでしょう。
普通、日本に来て日本語学校で2年も勉強すれば、漢字圏だろうが非漢字圏だろうがN2相当、或いは、N2以上の日本語能力をつけさせることができるのが、私のデビューした時代の常識でしたが、今は全く違うようです。
日本語学校に2年も通って、N3すら合格させられないって、これは完全に日本語学校とそこの日本語教師が無能だからに他なりません。

オーナーさん、日本語学校、売るなら今ですよ!!




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master mimi