外国人を受け入れる機関について、前回『第2回日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議』で出たお話ですが、当たり前でしょう。
何も知らない人間が、いきなり外国人を教育したり雇用したりなんて出来ません。
そこには言葉の壁とそれ以上に異文化の壁が存在します。
そんなことも分からない個人や法人が出鱈目なことをやってきたのが現代の奴隷制度である技能実習生の制度であり、偽装留学生を呼び込む悪質な日本語学校です。

日本語教育機関の話で、偽装留学生だのみの学校が8割というニュースが出た時、日本語教育学会をはじめ各方面が必死に否定していましたが、現場にいる人間にすれば、「(8割という数に関し)そんなもんなんだ」です。
それほどいい加減で出鱈目な学校が多いということでしょう。

受け入れる側の日本人にも研修をとかいう前に、まずこの手の悪質な制度、学校を排除するのが先だと思います。

文科大臣が留学生を扱っていいと認定した機関を類型『留学』認定機関と呼ぶことになりそうですが、それに認定されない日本語教育機関に法務省(入管)は、在留資格『留学』取次申請機関として認めないでしょう。
そうなれば、少しは状況がマシになるというものでしょうか。


とりあえず、8月3日の『第3回日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議』では『日本語教育機関の認定に関する基準』が出されるようなので、注目しましょう。



うさぎ団を応援してください!
下のランキングにクリックをお願いします。
人気 blog ランキング / にほんブログ村


master mimi