暑いですね。
関東地方では、毎日毎日暑い日がつづいています。

昨今の留学ブームに乗って、東南アジアからの留学生が大量に増えました。
ベトナム、ミャンマー、マレーシア…。
さらに南アジアのインド、バングラデシュ、パキスタン、スリランカ、ネパール…。

そんな留学生たちと接していると、文化の違いを肌で感じることもしばしば。
そんな中で、彼らの性格について、日本語教師の方々の間でも話題に上ることでしょう。

そんな時、私が口にするのが今日みたいな天気の日のことです。

もし、自分が生まれてから今日この日まで、毎日のようにこんな暑い日がつづいていたら、こんな湿気の多い熱帯の気候に囲まれていたら、どんな性格になっていただろうか、と。
また、熱帯とは言わずとも、カラカラ天気で、日中の気温が50℃近くになるような環境で、生まれてから今日この日まで過ごして来たら、どんな人格になっていただろうか、と。

そう。
留学生たちの国がそうなんですよね。

もちろん、1年365日、毎日今日みたいな日がつづくとは限らず、雨の日もあれば涼しい日もあることでしょう。しかし、日本のような四季がはっきりしない、夏と冬とでは気温差が激しいような季節のある国と比べたら言うまでもありません。

日本人と性格が違うのも、無理ないことだと思います。

イスラム教徒の友人が言ってました。季節感のない地域で生まれた宗教だから、ラマダンのような行事を設けて、1年の流れを感じ取っているのだ、と。
とても説得力のある話です。
海に出た海上自衛隊の船では、毎週金曜日にカレーが出るそうですが、それも海に出たら曜日の感覚がなくなってしまうので金曜日にカレーを出すのだそうですが、ラマダンの話も、スケールを大きくしただけなんだと思いました。

国によって、文化によって違いますね。
その異文化理解の最前線にいる日本語教師にとって、正しい日本語を教えるのは当たり前のことですが、それ以上に、異文化理解について学び、伝えることも大切な仕事だと、切に思います。


それにしても暑い!!


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