昔やったことがある授業です。
 たまたま、進学指導で必要な情報を集めていた際、脳波で遊ぶおもちゃが開発されたニュースを目にしました。それで、youtube を見たところ、非常に関心を持ち、そのまま授業でアクティブ化しました(笑)。




 2010年のニュースです。
 かなり古いですね(笑)。
 でもって、Amazonで調べたところ、最近ではもっと進歩した玩具が売られていました。






 さて、これをどのように授業に使ったのでしょうか?
 以下、ご参考にどうぞ!

【導入】
 まずは獲得するCan-doを説明。これがないと授業にならない、というより、CEFRやJFスタンダードのおかげで、何でも授業になりうることが証明されました。活動を【遊び】としか捉えていない日本語教師(及び、学校教師)の方々には忌々しい限りかと思いますが、そういう時代じゃないんですね。

①CEFR005 B2.2 活動 受容 聞くこと全般
『生であれ、放送であれ、身近な話題でなくとも、個人間、社会、学問、職業の世界で通常出合う話題について、標準語で話されれば理解できる。周囲の極端な騒音、不適切な談話構成や慣用表現だけが理解を妨げる。』

【学習】
 この記事に関する動画を見せるため、そこで使用される『語彙』『文型』をプリントにしたものを使用し、日本語を学習させました。これは『受容』のための学習です。初中級レベルの学生たちなので、既習項目の復習と、新出語彙・文型をやりました。

【練習】
 用意した動画を見せ、その内容が理解できるか、CEFR005を意識したグループ学習を行います。ピアラーニングで動画の内容をどの程度理解できたかを確認し合い、それと同時に、この技術を使って、将来、どのようなことが可能になるかまで考えさせます(進学指導のため)。

【活動】
 活動?と言っていいかどうかわかりませんが(笑)、私は実際にこのおもちゃを買って、留学生たちに体験して(遊んで)もらいました。
 もしこの動画・記事を初めてご覧になった方がいらっしゃったら、「本当に?」とか「やってみたい!」とお感じになったことでしょう。私も同じように感じました。そこで、担当者にはぎりぎりまでおもちゃを隠しておいてもらい、グループ学習の発表後、「本当に?」「やってみたい!」という学生の気持ちを思い切り高めるよう誘導してもらい、サプライズ的に、おもちゃを教卓の下から出し、彼らに体験させました。



マインドフレックス
セガトイズ(SEGA TOYS)
2010-07-31






【結論】
 めっちゃ面白かったですよ(笑)!





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