今のおっさん世代が経験したバブル経済の頃、日本への出稼ぎがブームが起きた。
経済が絶好調の頃、バブル景気で儲かって、そこそこ金を手にしたラーメン屋の親父が、日本語学校でも始めるかぁ~って軽い気持ちで日本語学校を始めるなんて話がたくさんあった。
日本語学校を開いた。
留学(出稼ぎ)ブームに乗っかって日本留学希望者がガンガン集まった。
さらに金儲けが出来た。
けど、所詮、オーナーはただのラーメン屋の親父。
日本人なら誰だって日本語を教えられる!って感覚で調子こいて、海外営業へ行けば現地でちやほやされて舞い上がって、自分がさも日本を代表する偉人のように勘違いした。
分をわきまえず、自分がただのラーメン屋の親父だってことを忘れて勘違いし、金儲け目的で始めたのに、そのうち自分が教育者であるかのごとく勘違いし、見境なく外国人留学生を海外から「輸入」した。
こんな間抜けな連中が大勢いた。
そんな狂った状況に嫌気がさしたまともな日本語教師が辞めて行き、留学生は来るけど教員数が確保できず、学校オーナーである「ただの人」は、金もって夜逃げ。
留学生が来日したけど、既に学校はなくなっていた、なんて話がたくさんあった。
こんな時代があった。

けど、今って、それに近いものがあるんじゃない?

織田信長が比叡山を焼き討ちする際、明智光秀が反対した。
反対した理由は、腐った坊主以外にまともな坊主もいる!ということだった。
けど、信長は、まともな坊主こそ滅ぼさなければならないと言った。
なぜなら、腐敗した仏教はとっくに滅びて当然なのに、その腐敗した寺をずっと存続させてきたのは、そのまともな坊主たちだからだ。

同じ。
前述、ラーメン屋の親父のような完全に勘違いした輩は滅びるべきでしょ。
腐った日本語学校を良くしようと必死になればなるほど、ろくでもない学校を存続させてるんでしょ?
そりゃぁ、生活がかかっていれば目先の利益を守ろうとするんだろうけど、はっきり言って迷惑なんだよ。
完全に、社会悪でしょ?偽装留学生を輸入して金儲けしている日本語学校って。




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